2018年10月10日

命のスープを調理する

食欲のない方や、食べることが出来ない方に、
喜んでいただけることはないか日々考えています。
調理に関わる私達や栄養士は、
「患者さんに最後までお口から食べていただきたい」
と思っています。

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そこで当院では、食べられる柔らかい食事に変える。
のど越しの良い麺類をお出しする。
食欲が出るよう梅干しなど味の濃いものをお付けする
などの個人対応を行っています。
しかし、どうしても食が進まない方や、食べる気持ちはあっても
食べられない方々がいらっしゃいます。

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そんな時「命のスープ」の存在を知りました。
食べる相手への気持ちが詰まった手作りスープです。
料理研究家の辰巳芳子さんが父親の介護経験から
考案したスープで、嚥下障害がある人や食欲のない人に
向いているようです。

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早速試作してみました。

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スタッフみんなで試飲したところ、「素材の旨味が詰まった味だ」
「塩加減で味がかなり変わり、デリケートだ」
と調理に細やかな心遣いが必要であるとこがわかりました。

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また、口内炎のあるスタッフは「痛みもなく楽に飲めて美味しかった」
と話し、お口の中に問題がある人も含めて、いろいろな方にお出しする
ことが出来る事も発見できました。
お一人お一人に合ったスープを提供するにはもう少し検討が必要です
が、食事の選択肢の一つになるようにしていきたいと考えています。




posted by エイヨウカ at 15:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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